パズルの世界（２８）ポリドミノ（Polydomino）（１）ペンドミノ

１×１×２の直方体を必ず１×２の面どうしがくっつくように、５個平行につないだものをポリドミノと呼ぶことにしましょう。要するに高さ２の、ポリオミノです。特に５個つないだものはペンドミノと呼ぶことにします。ポリドミノ、中でもペンドミノには面白い問題がたくさんあります。そのうちの一部を紹介します。

問題１（ペンドミノキューブ）すべてのペンドミノをあわせると、１２０単位の立方体になります。そこで、これに、ペンタキューブ（とくに高さが１のペントミノ）を一つ加えて５×５×５の立方体を作れという問題が考えられます。解はとても少ないですが、いくつかのペンタキューブについては解が存在します。特に、ペントミノPを加えたものはユニーク解です。

問題２（１１匹の蝶）５×５×５の立方体にv型のペンドミノ（これを蝶と呼びます）を１１個入れてくださいというパズル。簡単そうですが、やってみるとびっくりするぐらい難しい面白いパズルです。

問題３　１２個のベッド　同じく５×５×５に、今度は１２個のLドミノ（ベッド）を入れます。やってみるととても入りそうもなく思えてきますが、しかしちゃんと入ります。